11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(5月限)は先週末終値と比べ29セント安の98.98ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(6月限)は同42セント安の103.97ドル/バレルと、いずれも続落している。
4日アジア時間の原油相場は、先週末の欧米市場の流れを引き継ぎ続落している。国際エネルギー機関(IEA)の加盟国は1日、石油備蓄の追加放出を協調して進めることで合意した。米政府が3月31日に原油備蓄を5月から6カ月間、日量100万バレル放出すると発表したため、各国が歩調を合わせた形となっている。ただ、現在は下げ幅を縮める展開となっているようだ。野村証券の大越龍文シニアエコノミストは「ウクライナ問題の解決の糸口が見えず、ロシア産原油の使用に制限がかかっている。このため供給不安は根強く、下がれば値ごろ買いが出やすい」と指摘した。
日経平均株価は先週末比5円13銭高の2万7,671円11銭で推移している。ドル円相場は1ドル=122.62円と、先週末の17時時点(122.64円)と比べドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):191.58 (↓1.89)
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