14日 原油は反発、自律反発の買い
14日アジア時間午前の原油相場は反発。楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリスト(=写真)は、前日のニューヨーク時間に下落した反動で自立反発の買いが入っていると指摘した。このほか、地政学リスクの低下に対する懐疑的な見方もアジア時間の支援材料と話す。「前日のニューヨーク時間では、米国とロシアがウクライナ戦争の停戦交渉を進めるとの情報が弱材料視されたが、当事者のウクライナ抜きで交渉しても本当に停戦が進むのか不透明感が強い」という。そのうえで目先の相場見通しについては、「中東情勢でも動きがある。ウクライナ情勢も含めて地政学リスクが注目されるだろう」との見方を示した。
日経平均株価は前日比205円47銭安の3万9,256円ちょうどで推移している。ドル円相場は1ドル=152.61円と、前日の17時時点(154.28円)と比べ円高・ドル安方向に振れている。
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