5日 原油は続落、OPEC+減産縮小と米関税引き上げ政策で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(4月限)は前日終値と比べ49セント安の67.77ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(5月限)は同19セント安の70.85ドル/バレルと、いずれも続落している。 5日アジア時間午前の原油相場は軟調。ニッセイ基礎研究所の上野剛志上席エコノミストは、一部産油国の減産縮小や米国の関税引き上げ政策による経済減速懸念が弱気材料と指摘した。石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は3日、4月から段階的に自主減産を終了すると決定。供給が過剰になるとの見方が台頭している。 米国は4日、メキシコとカナダからの輸入品に対して関税を発動し、中国には新たに10%の関税を上乗せした。3カ国は対抗措置を敷く方針を示しており、世界的な景気減速とエネルギー需要減少が警戒されている。 上野氏は目下の注目点として、米トランプ大統領が日本時間5日午前に行う演説と、5日に開幕する中国の全国人民代表大会(全人代)の内容を挙げた。 日経平均株価は前日比2円17銭高の3万7,333円35銭で推移している。ドル円相場は1ドル=149.87円と、前日の17時時点(149.35円)と比べドル高・円安方向に振れている。
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