中国・ミャンマー=石油・天然ガスパイプライン輸送量が1億トンを突破
市場関係者によると、中国・ミャンマー間を結ぶ石油・天然ガスパイプラインを通じて中国に輸送されたた原油と天然ガスの総量が、8月に1億トンを突破した。 両国を結ぶ石油・天然ガスパイプラインの建設は2010年に開始。天然ガスパイプラインは13年、原油パイプラインは17年にそれぞれ稼働を開始した。ミャンマー国内のパイプラインの全長は771キロメートル。中国国内では原油パイプラインの全長が1,631キロメートル、天然ガスパイプラインの全長は1,727キロメートルとなっている。原油パイプラインは年間2,200万トンの原油、天然ガスパイプラインは年間120億立方メートルの天然ガスを輸送するように設計されている。プロジェクトの総費用は25億ドル。 このパイプラインは、中東産原油を、インド洋を経由してミャンマーに運搬し、中国への輸送を可能にした。マラッカ海峡を通過する必要がない。中国南西部のエネルギー不足を改善する上で大きな意義があるという。 |
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