中国=青島のLNG輸入量が5,000万トン超に
中国・青島税関の統計によると、2月8日現在、董家口港の税関は703隻のLNG船の荷下ろしを監督しており、その総量は5,013万8000トンとなり、700億立方メートル以上に相当する。董家口港の税関は、山東省および周辺地域のクリーンエネルギー供給と経済発展に大きく貢献している。 山東省で唯一のダブルバースLNG受入ターミナルである青島LNGターミナルは、27万立方メートルの国内最大のLNG貯蔵タンクを擁している。山東省にとどまらず、華北地域の主要なガス供給源の1つとなっている。 中国石油化工(シノペック)の青島LNGは、2024年に青島LNGターミナルで76隻のLNG船を受け入れ、総量が553万トンになったと発表した。同ターミナルでは65億立方メートル以上のLNGをガス化して他の地域に輸送し、74万トン以上のLNGをトラックで配送したという。 同ターミナルは10年間稼働が安定しており、合計5,000万トン以上のLNGを受け入れ、合計544億立方メートルをガス化した。これは6,264万トンの石炭を代替し、約1億1,300万トンの炭素排出量の削減に相当する。 |
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