レックス22=5日ぶりの反落、原油安を受け
9日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、前日比1.17ポイント下落し167.13となった。5日ぶりの反落。内訳は、国内(9種)が146.71(前日比0.03ポイント下落)、輸入(9種)が180.53(同1.37ポイント下落)、輸出(4種)が174.15(同2.11ポイント下落)となった。
国内指数は、ガソリンが京浜で前日比0.46ポイント、阪神で同0.45ポイントそれぞれ下落した。このところの原油高や円安を受け、減少していた補助金が中下旬にかけて再び増額されると見る向きが多い。中間業者の多くは増額に合わせて手持ち玉を整理したい思惑から様子見ムードへ。さらに、陸上需要の頭打ち観測も手伝い、買い気が後退しているという。
輸入指数は総じて下落。ナフサは前日比1.74ポイント、FO380cst3.5%Sは同1.04ポイント、LSFO0.3%Sは同0.59ポイント、ベンゼンは同3.96ポイント、プロパンは同1.51ポイント、ブタンは同1.50ポイントそれぞれ下落した。いずれも原油安を受けた。一方、ジェットは前日比0.25ポイント、軽油0.001%Sは同0.17ポイント上昇した。ともに需給の引き締まりを受けた
輸出指数は、ベンゼンが前日比4.00ポイント、FO380cst3.5%Sが同1.04ポイントそれぞれ下落した。いずれも原油安を受けた。一方、ジェットは前日比0.28ポイント、軽油0.001%Sは同0.19ポイントそれぞれ上昇した。ともに需給の引き締まりを受けた。