11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(11月限)は前日終値と比べ19セント高の73.43ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(12月限)は同20セント高の76.78ドル/バレルと、いずれも反発している。
10日アジア時間午前の原油相場は反発。野村證券の高島雄貴エコノミストは「中国の株価指数が上昇したことを受け、アジア向けの原油需要が増加するとの見方が強まっている」と伝えた。ただ、中国株の上昇に明確な理由は見当たらないもよう。中東の地政学的リスクが根強いことも強材料視されているようだ。
また、米エネルギー情報局(EIA)が9日に発表した週報で、原油在庫量が事前予想を上回った一方、ガソリン在庫量は予想を下回っており、「米国の在庫動向は方向感がないため、市場では様子見機運も強い」(同氏)との指摘も寄せられた。
日経平均株価は前日比102円14銭高の3万9,380円10銭で推移している。ドル円相場は1ドル=149.16円と、前日17時時点(148.56円)と比べドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):166.07 (↓1.06)
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