22日 原油は続伸、ウクライナ情勢緊迫で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(1月限)は前日終値と比べ32セント高の70.42ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(1月限)は28セント高の74.51ドル/バレルと、いずれも続伸している。
アジア時間22日午前の原油相場は続伸している。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は、前日のニューヨーク市場がウクライナ情勢の緊張で上昇した流れを「アジア時間でも引き継いでいる」との見方を示した。目先の原油価格の動向については、「引き続きウクライナ情勢が最大の焦点。ロシアが新型中距離弾を発射するなど一気に緊迫している。ウクライナ以外では月末の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)もポイント」と述べた。
日経平均株価は前日比334円15銭高の3万8,360円32銭で推移している。ドル円相場は1ドル=154.45円と、前日の17時時点(154.91円)と比べドル安・円高方向に振れている。
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