レックス22=続落、LPGの軟調な地合いを映す
11日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、前日比0.46ポイント下落し160.47となった。内訳は国内指数が158.39と先週末から1.46ポイント下落、輸入指数は162.73と同0.49ポイント上昇、輸出指数は160.29と同0.44ポイント下落とまちまち。 国内指数はプロパン、ブタン市況の下落が下げを牽引した。買い引き合いが弱く、相場の基調が弱い。国内製品では売り気の浮上から軽油が切り下がった。 輸入指数は重油やLNG指数の上昇を受けて切り上がった。LNGではロシア産ガスの欧州向け供給再開の観測が後退したため、欧州市況が上昇。北東アジア市況もこれに連動した。 輸出指数ではベンゼンの下げが顕著だった。また、ジェットケロシンや軽油なども軟調で推移した。
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