出光興産=合成燃料の製造や調達で米HIF社と協業へ
出光興産は5日、南米や北米、豪州などで合成燃料(e-fuel)の製造を行う米HIF社と協業を検討すると発表した。今後は両社で海外プロジェクトからの合成燃料調達や国内供給、国内外の合成燃料製造設備への共同出資、 国内で回収したCO2の国際輸送と活用などを話し合う。
合成燃料(e-fuel)は再生可能エネルギー由来の水素と大気中のCO2の合成で生成される液体燃料で、原料製造から製品利用までの製品ライフサイクル全体でカーボンニュートラル実現可能なエネルギーとして注目されている。既存の貯蔵タンクやパイプラインなどインフラを活用でき、自動車や船舶、航空機のエンジンもそのまま利用できる。
EUは3月28日、2035年以降の新車販売について、合成燃料使用のエンジン車販売を容認。ハイブリッド車を含むエンジン車の新車販売禁止を目指していたが、ドイツの強い要請を受けて方針を修正するなど、合成燃料への関心が一気に高まった。
HIF社は2022年12月にチリで合成燃料の生産を成功させ、今後は米国テキサス州や豪州タスマニア州でプラント建設を予定している。
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