国内石油製品=11月25~29日:陸上ガソリン、月末の整理売りが一巡
11月最終週の陸上ガソリンは、整理売りが一巡し、底上げが進んだ。小売販売の鈍化や補助金の増額を織り込み、売り込みが強まった週もあったものの、最終週までにどうにかまとめた卸業者が多かったようだ。週間で千葉は前週比0.3円高の132.8円、阪神は同1.0円高の133.15円。
政府主導による補助金の減額対応を受け、12月19日の系列向け仕切り価格改定を機に小売価格は5円程度引き上がる見込み。市場関係者間では12月入り後に応分の仮需を期待する声も強いようだ。灯油商戦も本格化するため、天候次第では配送面の混乱が予想される。政府はレギュラーガソリンの全国小売価格を175円程度に抑制している現行方針に対し、12月19日以降は180円、1月16日以降は185円まで引き上げる案を示した。
資源エネルギー庁によると、補助金がない場合、足元の小売価格は191円前後で推移していたとみられる。また、気象庁は1カ月予報で12月中下旬から全国的に気温が平年を下回ると発表した。補助金の減額に加え、天候次第では12月相場は振れが大きくなりそうだ。
政府主導による補助金の減額対応を受け、12月19日の系列向け仕切り価格改定を機に小売価格は5円程度引き上がる見込み。市場関係者間では12月入り後に応分の仮需を期待する声も強いようだ。灯油商戦も本格化するため、天候次第では配送面の混乱が予想される。政府はレギュラーガソリンの全国小売価格を175円程度に抑制している現行方針に対し、12月19日以降は180円、1月16日以降は185円まで引き上げる案を示した。
資源エネルギー庁によると、補助金がない場合、足元の小売価格は191円前後で推移していたとみられる。また、気象庁は1カ月予報で12月中下旬から全国的に気温が平年を下回ると発表した。補助金の減額に加え、天候次第では12月相場は振れが大きくなりそうだ。
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