国内石油製品=2月10~14日:陸上ガソリン、底上げ後は上値重く
陸上ガソリンは第3週の系列仕切り価格引き上げと補助金の減額を受け、底上げとなった。ただ、今月は需要が伸びるイベントはなく、小売価格の上昇や日常品の追加値上げなども響き、消費者の節約志向が強まっている。地区によっては寒波襲来に伴う降雪や積雪を受け、全体の交通量は減少傾向だ。系列仕切り価格の上げを織り込んだ後は上値が若干削られている。千葉は週間比1.4円高の138.0円、阪神は同0.9円高の137.5円。10日現在のレギュラーガソリン全国小売価格は前週比0.1円安の184.5円。
気象庁が発表した1カ月予報によると、関東以西は月末まで気温が平年を下回るとされ、特に西日本では厳しい冷え込みが続く可能性が高い。降雪や積雪に伴う車移動の自粛、さらに荒天による地方ターミナルへの転送遅れが続いた際には都市部の製油所周辺でガソリンを中心に荷余り感が指摘されやすくなる。
民間気象会社が13日発表した桜の開花日によると、東京と大阪はともに3月30日と、平年より若干遅れる見込み。春の行楽シーズンまではもうしばらく時間がかかりそうだ。

気象庁が発表した1カ月予報によると、関東以西は月末まで気温が平年を下回るとされ、特に西日本では厳しい冷え込みが続く可能性が高い。降雪や積雪に伴う車移動の自粛、さらに荒天による地方ターミナルへの転送遅れが続いた際には都市部の製油所周辺でガソリンを中心に荷余り感が指摘されやすくなる。
民間気象会社が13日発表した桜の開花日によると、東京と大阪はともに3月30日と、平年より若干遅れる見込み。春の行楽シーズンまではもうしばらく時間がかかりそうだ。

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