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  • 第262回 ~バイオ燃料が温室効果ガスの削減に有効?~の巻
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    第155回 ドライブとガソリンと原油と ~の巻(2020年9月9日)

    ねえ、うさりん。もう9月だね。

    そうだね、あっという間に夏が終わっちゃうね。

    夏といえば、アメリカのドライブシーズンも、この間の週末を最後に終わったわね。

    ドライブシーズン?なにそれ、アメリカの人はドライブする季節があるの?

    アメリカではね、5月の最終月曜日の祝日(メモリアルデー)から9月の第1月曜日の祝日(レイバーデー)までの夏場の期間を、ドライブシーズンって呼ぶの。夏に荷物を車に詰め込んで、みんなででかけよう!っていう、日本でいえば夏休みシーズンみたいなものね。この時期は自動車での移動が増えるから、ガソリン需要期といわれているの。

    夏休みだったら、日本だと新幹線とか飛行機も大混雑するし、自動車だけ注目されるのって変じゃない?

    もちろん、自動車以外の移動手段も利用者が増えるでしょうね。でもアメリカは自動車社会。日本みたいに国中に鉄道網が細かく張り巡らされているわけじゃないから、自動車が主要な移動手段なんだって。

    確かにアメリカの夏といえば、西海岸を仲間とドライブ!っていうイメージはあるね。

    うさりん、イメージ古くない?でも、今年の夏はアメリカでもそれほどガソリン需要が伸びなかったみたいよ。

    やっぱり新型コロナウイルスの流行が原因なの?

    そうね。新型コロナの影響で、世界的に移動の制限や自粛の動きがあって航空業界が大打撃を受けていることは知っているでしょ。自動車社会のアメリカでは、夏場の遠出はもちろん、通勤に自動車を使っている人の多くが自宅勤務になったりして、ガソリン需要にも大きな影響が出たの。

    そっか、アメリカのみんなもあまり夏休みを楽しめなかったのかな。早くドライブスルーでハンバーガーを買って、海沿いを音楽かけて走れるようになるといいね。

    そうだよね。って、だからイメージが古くない?

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    (文:犬塚 )
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