第204回 ~バイオマス燃料、木質ペレットとPKSとは? ~の巻(2022年8月17日)
最近暑いねえ~。かめりんは夏休みどこか行くの?
森林浴に行こうと思っているの。避暑地でゆっくりしたいな~
森林と言えば、森林で取れる木材などを燃料として使用するバイオマス発電って知ってる?
知っているわ。バイオマスは、「再生可能で、動植物由来の有機性の資源で化石資源を除いたもの」のことよね。
そう!特にバイオマス発電に使われる燃料を「バイオマス燃料」と言うよ。「バイオマス燃料」には「木質ペレット」「バイオエタノール」「バイオガス」「バイオディーゼル」などがあるね。
木質ペレットは聞いたことがあるわ!間伐材など建材として使われていない木材を破砕して粉状にした後、乾燥・圧縮して円柱状に固めて作る燃料ね。 100%木材を原料としており,接着剤等の添加物を一切使用しないし、未利用の森林資源を活用している点では再生可能でクリーンな燃料と言えるわね。
詳しいね!木質ペレット以外にもよく使われている燃料があるのだけれど分かるかな?
「PKS」っていう名前を聞いたことがあるわ。何の略称だっけ?
「PKS」は「Palm Kernel Shell」と言って、アブラヤシの実からパームオイルを絞ったあとのヤシ種殻のことなんだ。
すごい!ヤシ種殻がバイオマス燃料になるのね。
アブラヤシは油料作物の中でも含油量が50~60%(果肉・種子)と最も高い植物の1つで、単位面積当たりの油脂生産量は他の油料用植物と比較しても最高の部類に入るの。熱量も高いことから燃料としての利用は適しているのよ。
アブラヤシってどこでとれるんだっけ?
東南アジアのインドネシアやマレーシアで多く栽培されているよ。木質ペレットに比べて栽培地域が限定的なのは懸念材料かもしれないね。
木質ペレットはどこで生産されているの?
木質ペレットはベトナムを中心とした東南アジアのほか、カナダや米国、欧州各地でも生産されているね。米国のバイオマス会社であるエンビバなどは日本の発電所にも木質ペレットを供給しているね。原料となる木材を産出する森林が世界中に幅広く存在しているのは、ペレットの安定供給にとって強みと言えるね。
バイオマス燃料にもいろいろな種類や特徴があるのね!とても勉強になったわ。
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(文:徳武 )
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